ツールド八ヶ岳2013参戦
2013年4月、今年も八ヶ岳ヒルクライムレースに参戦しました。出場3台、車両はミニウォーカー2台、M(ミニウォーカーの後継)一台。二台は後輪を12インチ、多段化に改造、一台は17バイシクル純正2段変速機をインストールしてあります。
出場車両スナップ
17バイシクルパートナーショップの店長の車両。後輪多段化と、前輪はキャリーミーの8インチタイヤに変更。後輪12インチ化との相乗効果でペダリングは相当軽くなったそうです。事実、彼が中間地点を通過した時点で後方にはさらに数十台のレース車を残していました。17バイシクルは年々確実に速くなっています。
昨年普通のロードで出場したショールームの女子ですが、やはり普通ではつまらないとのことで今年はミニにもどしての出場。中間地点の半分くらい来たところで不幸にも前輪がパンク、しかし、そのまま走りきったのはご立派というより驚嘆に値します。強脚、強精神の持ち主です。
去年に続き出場していただいたお客様の車両、BBに変速を内蔵してあるようです。中間地点を余裕の表情で手を振りながら通過していったのが印象的です。勿論頂上ゴールまで完走、勿論後方に他のレーサーをしたがえながら。
ぞくぞくとスタートラインにつく選手。916番店長もやや緊張ぎみ。
後記
今年で4回目でしょうか。前夜選手は近くのペンション泊。設計者は一人頂上付近の駐車場で寝てみました。八ヶ岳の夜は幻想的です。山を上る前に近くをドライブしているとライトに照らされて突然二頭の山鹿が現れてびっくり、彼らはきょとんとしていました。上にのぼれば満点の星達、天球にびっしりはりついているような感じで、まるでばかでかいプラネタリウムを観ているようです。一台のUFOが南東の上空にうろちょろしていました。(もちろん断定はできませんが、それなりの確信があり話題にしました。)
いいですね、八ヶ岳。星達と山鹿とUFO、なによりもまして24kmをかけのぼる選手たちの笑顔、苦しそうな顔。限界をめざすものにはいつも感動をおぼえます。壮大な宇宙のなかのちっぽけな星のできごとを大切に記憶しました。