17バイシクルアーカイブ(2012年)
■トピックス
- 今年はサイクルモード東京会場に出展します。2012/8/22
- レインボータウンFM(79.2MHZ)に生出演しました。2012/7/31こちらから
- 墨田区環境フェアにエスシティシステム出展しました。2012/6/30
- 本日は平塚で行われた「湘南バイクフェス」に出展しました。2012/3/24
- 今年ももてぎサーキットの耐久レースに参戦しました。8吋タイヤで下りでは50kmオーバーのスピードで走ったそうで、この日のために皆さんコツコツと改造しておりました。写真アップしました=>こちらから
- 北米仕様S17 インターバイクに出品(2011/9/1)=>こちら
- 東武ホテルレバントでエスシティ(レンタサイクル)が10月1日よりはじまりました。
- 自転車チェーンのさび2011/5/29
- 今年も上海自転車ショーに出展しました。念願の北米のバイヤーと契約ができました。17バイシクルもやっとアメリカにたどり着けそうです。(20115/17)
- 開発車SOLOの動画アップしました。=>こちらから
- ハマモトサイクルさんがバースィズ222カスタム掲示板を開設されました。=>こちら (2011/3/23)
- 湘南バイシクルフェス2011は主催者より中止の連絡がありました。皆様にお会いできるのを楽しみにしており残念ですが、またの機会を楽しみにしております。2011/3/19
- 日産自動車株式会社R&Dにて開催される「機能美の追求、高性能自転車展」に招待出品いたします。展示期間は2月14日から25日(但し社内展示会のため、一般の方の入場はできません。)
- 今年も平塚競輪場で開催される■ 湘南バイシクル・フェス2011に17バイシクルは出展予定です。■ 日時:2011年3月27日(日)9:00-17:00詳しくは>>こちら (2011/1/29)
■開発レポート■
開発レポートは、17バイシクルの新製品の開発状況を公開できる範囲でお知らせしています。ここで紹介された製品は基本的に商品化を前提にしておりますが、発売を保証するものではありません。
■バースィズ2段変速完成(2012/12/7)
バースィズのかわいい二段変速機の試作が完成しました。外装式の変速器は原理的にはディレーラーでチェーンをむりやり(?)よこにひっぱって次の歯車に移動させるという単純なものですが、うまく正確に変速することは意外に難しいのです。ギアが3段目から次のギアを飛び越して5段にはいってしまうとかは、みなさんもよく経験すると思います。もちろん今回の試作は2段ですが、なかなか苦労しました。従来のものに比べて非常にスムースに変速ができるようになりました。 9歯と11歯を装着してあります。
■エス17に鎌田サスインストール
エス17に鎌田サスを取付たら、非常にグッドです。タイヤ空気圧をパンパンに入れてもサスペンションが細かい振動をあきらかに吸収してくれます。スイングアームの長さの加工だけで各種タイヤサイズに適応可能なので他のサイズも試してみる予定です。サスペンションがあれば、タイヤの空気圧を上げられるので、路面抵抗をすくなくすることが可能です。追加重量を差し引いてもメリットがありそうです。
■鎌田サスペンション(2012/7/18)
フツウの自転車に後付けできるフロントサスペンションが商品化に進んでいます。金型ができあがり26インチ用の試作が完成しました。北海道の鎌田輪業はこのサンプルをモニターに提供して使い心地などをチェックする予定です。17バイシクルとしても、既存の製品ラインに取付可能なものを平行して開発しています。路面から手にくるショックは結構なストレスになります。ユーザーのストレスを早く解放してあげたいです。
■自転車タクシー(2012/7/18)
お客さまより設計開発製造を依頼されていた自転車タクシーがついに完成しました。二輪意外は興味がなかったのですが、やりはじめると熱がはいり結局一年近くの時間を要しました。現在日本で走っている自転車タクシーの多くが輸入外車で国産もがんばりましょうということで他社に負けない性能を追求しました。三輪では必ず発生する内輪差をどうシンプルに解決したかとか面白いことがいっぱいあるのでいづれコラムをもうけたいと思います。こちらから
■折り畳めない(uM)タイプ+2段変速(2012/7/18)
調子に乗って、折り畳めないタイプの8インチに2段変速をつけてみました。これはグッドです。あって当然のパーツな感じです。んじゃはじめからつけろっていう話かもしれません。くらい。
■バースィズ2段変速(2012/7/18)
当初バースィズの変速はフロント2段で考えておりましたが新規でつくる部品が多くて困っておりました。はじめから諦めていた(ディレーラが地上にあたってしまうため)リア変速に挑戦。ディレーラに付いているプーリを一個にすることで、あーら簡単に取り付いてしまいました。これはこっちの方が安上がりだということに。現在お客様のバースィズや試験車に取付てテスト中です。ディレーラは或る程度の精度が要求され難しい部品の一つです。変速フィーリングも大切で、コクコクときまる本田ビートみたいにいけばいいのですが苦戦しております。以前の2段変速に比べればだいぶいい線いっているので継続して開発を進めたい努力しています。
■バンドブレーキの裏側(2011/12/17)
バンドブレーキは何か安物の自転車に付いているみたいなイメージがあるようですが、非常にシンプルで面白いブレーキだと思います。写真はホイールをぶった切って裏側から見たものです。軸に固定されたディスクを周囲のバンドで締め付ける単純な構造。きーきーと音鳴りがしたらお手上げとか、いろいろ欠点はありますが見ればミルほど研究したくなります。8インチシリーズには58φを使用しています。10年型よりバンドとディスクの調整ねじをつけ扱い易くなりました。欠点を少しずつ改良しています。
■部品重量の実際
新型「M」の中央プレート。左が旧型で右が新型です。従来品が130gに対し今回のものは60gで、半分以下の減量ができました。この周辺も合わせて140gの軽量化を達成したと、多少の満足を覚えるのは開発者。問題は140gのためにどれだけの時間と費用を使ったかということで、これがどれほどの販売戦略上意味をもつかということが問われるわけですが・・・。開発者は一般的な意味で軽量化には興味は少ないのですが、いらない物を削ること、形をシンプルにすることにはとても意欲をもちます。自転車はシンプルを求めるにはとても良い素材だと思います。そこにはものの本質が隠されているからです。例えばコンピュータのプログラムでも、同じ目的でも行数が少なくスッキリとしたプログラムは見ても気持ちのいいものです。経済的側面からいえばシンプルにすることで、コストダウンができることも間違いありません。
■新型「M」に採用される秘密兵器2011/11/21
別にひみつと言うほどのものではありませんが、完成車ではパイプの中にほとんど隠れてしまいますので一応お披露目しておきます。折り畳みの関節部分の軸のガタを調整する部品です。従来はガタをとるのに工具や多少の技術がいりましたが、これからはダイヤルを少し回すだけでアッと言う間にガタが解消できるすぐれもの。